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('A`)「影じゃ喜んでたんじゃねーかな、ジョルジュ大将。 あの人にとっちゃ、ラウンジ戦が全てだ……ショボン大将が戦死したら、歓喜に打ち震えるだろうよ」
内紛状態。
その言葉すら、過言ではないだろう、と思った。
夕食を口に入れることさえ忘れて、ドクオの話を聞いていた。
気づけば、ほとんど消化していない。
ドクオはもう食べ終わる寸前だった。
('A`)「早くしねーと、夜の訓練始まるぞ」
(;^ω^)「そ、それはマズイお!」
肉を急いで口に放り込み、喉を無理に通す。
咽そうになりながら何とか押し込み、ドクオが茶を飲んで一息つくまでに食べ終えることができた。
('A`)「お疲れさん。そんじゃ行こうぜ」
(;^ω^)「りょ、了解だお」
('A`)「……ん?」
食堂の出入り口が、ざわめいていた。
そして、食堂に居る兵たちの視線が、一斉に向けられる。
間違いなく、こちらに。
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