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(;'A`)「ショボン大将……!」
(;^ω^)「お!?」
ショボンが、歩を進める。
こちらに向かっているようにしか、思えなかった。
(´・ω・`)「ブーン=トロッソ」
名を発し、更に近づいてきた。
気が動転し、どう反応していいか分からず狼狽しているうちに、ショボンは眼前まで迫っていた。
(´・ω・`)「飯は食い終わったか?」
立ち止まり、静かな声を発した。
食堂中の視線が、集められている。
ドクオも呆然としている。
世界が揺れ動いて見えた。
(´・ω・`)「どっちなんだ? 状況を見る限り、食べ終わったんじゃないかと思ったんだが」
はっとして、ようやく質問を理解した。
慌てて頭を縦に振る。
ショボンは、そうか、とまた静かに言った。
(´・ω・`)「これから新兵たちは、アルファベットに慣れてもらうための訓練の時間だが……ブーン、お前はそっちには行かなくていい。 今から俺と一緒に、軍議室に来てくれ」
再び呆然としてしまうのに、時間はかからなかった。
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