【第4話 : Effort】

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( ゚∀゚)「……さっきの言葉、忘れるなよ」 そのまま、すれ違った。 ジョルジュの表情は、素に戻っているように見えた。 ジョルジュが立ち去る音が、徐々に遠くなり、やがて消えた。 (´・ω・`)「さぁ、行くぞ」 そしてショボンも歩き出す。 呆けている間に、ショボンは遠ざかっていた。 急いで後を追い、疑問をぶつけた。 (;^ω^)「ジョルジュ大将、やけにあっさり引き下がっちゃいましたお……。 一体、なんだったんですかお?」 (´・ω・`)「さっきの言葉、忘れるな、と言っただろう? つまり、東塔の将を貸す、という一言を俺から引き出すのが目的だったんだ。 言い方は悪いかも知れんが、ブーン、お前はダシに使われただけさ。 新兵一人をあそこまでして欲しがるわけがない」 (;^ω^)「……あ……なるほどですお……」 少し、恥ずかしくなり、落胆した。 類稀なる才能の可能性、などと言われて、舞い上がっていた。 しかし垂直に落とされた。 そんな気分だった。 (´・ω・`)「……落ち込むなよ。さっきジョルジュ大将が言ってたのは、本当のことさ。 お前はもしかしたら、天賦の才があるかも知れない」 (;^ω^)「おっ!?」
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