【第4話 : Effort】

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(;^ω^)「……小屋?」 家族で住むには小さすぎる程度の小屋が、そこにぽつりとあった。 中からは微かに音が聞こえる。 綺麗に響き渡る高音だった。 ショボンが小屋の扉をノックした。 (´・ω・`)「失礼する」 中からの返事を待たないまま、扉を開けた。 こぼれる光。 火が燃えていた。 小屋に備え付けられた煙突からも想像がついたが、中は工房だ。 天井に吊り下げられた幾つかのランタン。 壁一面に貼り付けられた、わけのわからない図面。 無造作に転がる工具。 棚に並べられたガラス瓶。 どこか焦げ臭い屋内に漂う煙は、黒ずんだまま消えずに浮かんでいた。 (´・ω・`)「頼んでおいたものは、完成したか?」 ショボンが何に向かって発声したのか、分からなかった。 しかし、数秒の後、小屋の片隅が動きを見せる。 木材や鉱物の積み重なりに見えた場所から、人が、姿を現した。 ξ゚⊿゚)ξ「先ほど完成しました、ショボン様」 若い女性だった。
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