【第4話 : Effort】

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全身が、仄かに暖かかった。 鉱物を防ぐために、ツンに覆いかぶさった。 そして気付かぬ間に、抱きしめてしまっていた。 馥郁たる香気で、意識が遠のいた気がした。 (;^ω^)「ご、ごめんなさいですお! 怪我はありませんかお?」 すぐに体を離し、距離を置いた。 ツンは呆然とこちらを見ていて、何故か少し、頬が紅潮しているようだった。 ξ///)ξ「あ、ありがとう……私は、大丈夫……」 (*^ω^)「良かったですお」 ξ///)ξ「わ、私のことより……あなたは……」 ( ^ω^)「平気ですお!」 背中が痛むが、傷にはなっていない。 尖った鉱石でなかったことが幸いだった。 (´・ω・`)「……ツンさん、そろそろ約束の物を貰いたいんだが……」 ξ*゚⊿゚)ξ「は、はい!」 挙措を失ったかのような動きを見せつつも、棚から一つの箱を取り出したツン。 両手で充分抱えられる程度の、あまり大きくはない箱だった。
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