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「……んなこと言ってると書類仕事増やすぞ」
「やる」
究極の必殺技…。
もとい脅し
ニヤリッと笑う菩薩に夜宵は隠すことなく舌打ちをした。
「夜宵様!!」
「いいんだよ。
こいつは例外だ。」
仮にも地位では菩薩の方が上であるのに舌打ちをした夜宵に二郎神は注意するがそれを止めたのは菩薩だった。
「…お前のその無礼な態度も振る舞いも今後の働きで許してやるよ」
「………」
「下界に下りろ。
そして、あいつ等と一緒に牛魔王蘇生を阻止しろ」
「……それは構わないが…あいつ等って誰だ?」
「…会えば分かる。」
そう、菩薩が呟いた瞬間…。
夜宵の体は光に包まれた…。
最後に菩薩が何か言っていたが、聞き取れず夜宵の体は光に包まれた…。
「おい!!菩薩!!
説明が……」
「……今度は幸せになれよ」
菩薩の呟きは誰にも届かなかった。
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