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それからは 楽しく スムーズに会話が出来た。
さすが プロ 緊張を解きほぐし 笑わせてくれた。
やはり 見抜くのが早い
正義君は オチに使われていた。
「では…ホワイトローズさんで片思いです」
ここで トークの収録は 終わりだ。
司会の お二人に
「ありがとうございました」
と4人で頭を下げた…
「おぅ頑張りや」
と言ってくれた。
その間も 女の子達は
メンバーの名前を呼び続けて 視線を 貰うと
キャーと 叫んで手を振っていた。
凄い 人気だ…
知らんかったわ…
次は 歌の収録だ。
歌は いつも通り 1発オッケーで 今日の収録は
無事終わった…。
部屋に 戻り とりあえず 座る…
「何か、知らんけど、凄い人気やったね」
私は 皆に声を掛けた…
「いよいよモテ期到来」
と正義君は ニヤケている
「瞬君のファンの娘、失神するかと想って心配したわ」
私は 眉をひそめて言った
「やっと世間様が俺に気付いてくれたぜっ」
瞬君は 二カッと笑う
「でも俺より、健太の方が人気あるんぢゃ無い?だって、手を合わせて泣いてる娘、何人かいたよ」
と瞬君が 健太に言う
「俺は、仏かっ」
私は 飲んでいたコーヒーを 吹き出しそうに
なって 慌てた…
仏…ウケる…
健太を見ると 冷たい視線を向けられた。
仏…って 笑いが止まらん
つられて 皆 笑い出した
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