211人が本棚に入れています
本棚に追加
健太は しばらく仏と
言われる事になる…
輝さんが 迎えに来た
「トークは司会の2人に助けられたね。でもまぁまぁの出来だったよ」
と とりあえずオッケーが出た…。
「では 今日は これで終わりです。着替えたら帰りますから。」
そー言われ皆 着替えだした。
私も 3人の前で
気にせず 着替え出す。
逆に 3人が気を使い
背中を向けてくれる。
慌てて 着替えて部屋を
後にした。
来た時と 同様 輝さんの後ろを歩きながら 行き交う人達に 頭を下げた。
瀬戸さんの待つワゴンへと急ぐ。
出待ちと言われる キャーキャーが 聞こえた。
瞬君は 手を振って答えたいた…。嬉しいんだろうなぁ。
健太も 頭を下げながら歩く。
正義君は 手を少し上げて手を小さく振っている。
皇室の方かよっ!
私は とりあえず 笑顔でワゴン車へと急いだ。
やっと 1日が終わる。
リハやら トーク 歌で
時間を見るのを 忘れる位 緊張&ワクワクドキドキだった。
ワゴンは 動き出す。
輝さんが
「今夜は、テレビ初デビューのお祝いで兄貴が、料亭に予約を入れてくれたので今から、そちらに向かいます」
「楽しみ~」
「だね」
と健太が優しく微笑んだ
やっぱ健太の隣は居心地が良い…
30分程 走ると 木で囲まれた 木の門がある所で車は 停められた。
私達は 車から下りると
瀬戸さんが 駐車場に車を停めて 下りて来た。
看板が 無い…
隠れ家的な感じ?
輝さんが 木の門を開けて 入って行く ぞろぞろと 後に 続く…
中には 女将さんが
「ようこそいらっしゃいませ」
と三つ指をついて挨拶して来た…。
4人は 驚きながら頭を
下げる。
デビューしなかったら
こんなとこ 一生知らなかっただろうなぁと しみじみ想いながら 靴を脱いだ。
「どうぞこちらへ」
女将さんは部屋を案内してくれた。
「君達はここで食べていてくれ。僕と瀬戸さんはここのカウンターで食べてますから。」
輝さんは それだけ言うと 瀬戸さんと 歩いて行った。
「どうぞ中へ」
女将さんが 障子を開けると テーブルいっぱいに
美味しそうな料理が並べられていた。
向かい合わせに 2人づつ座る。
正義君と瞬君、健太と私 。
「では頂きますか」
瞬君が 言うと
皆で 頂きますして食べ始めた。
お刺身、肉、創作料理で 色鮮やかな 料理!
最初のコメントを投稿しよう!