211人が本棚に入れています
本棚に追加
シャワーから上がると
輝さんがコーヒーを
開けてくれた。
「ありがとう」
「良いよ」
いつもより優しさが増した瞳で見つめられてる
気がした…
気のせいか?
輝さんは タバコに火を
つけると 何やら考え込んでいる…
「輝さん、どうかしましたか?」
「う…ん。ユカリちゃん、僕ね…今こうなったのは、勢いとか流れぢゃ無いんだ…」
「…」
輝さんは ジッと私の瞳から目をそらさずにいる。
「僕が、ユカリちゃんを初めて見たのは、健太君とストリートをやってた時なんだ。最初は駅から近い通りでやってたでしょ?」
「ハイ」
「何回か足を運んだがある日、居なかった、いろんな人に聞いたら公園にいたって教えて貰った」
「そう…です」
輝さんは 2本目のタバコに火をつけた…
最初のコメントを投稿しよう!