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輝さんが優しい眼差しで 私を見つめた。
「ん?何ですか?」
「無理に好きになってとは言わない。ましてやメンバー内は恋愛禁止って言ってるのに僕と付き合ってとは言えない…でもね、僕は君が好きだって事、覚えておいて欲しい…何か、僕の言ってる事、狡いな…健太君とは、別れろとか、言っておいて。」
ハァ…と輝さんは深い溜め息を吐いた…
「恋愛って頭で考えても 想い通りに行かないって言うか…矛盾したところって出て来てしまいますよね」
うんうんと輝さんが素直に頷く…
「私も輝さんが、嫌だったら抵抗できた…でも受け入れたって事は、やっぱりどこかで輝さんの事が好きって感情があったからだと想います。」
「ユカリちゃん…ありがと…」
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