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セカンドシングルも 1位ということで ますます
ホワイトローズの活動は 忙しくなった…。
テレビ、ラジオ、雑誌…
寝る時間といったら 移動時間や 待ち時間、部屋に帰って寝ても すぐにアラームが鳴る…。
皆 精神的にも 体力的にもまいって来ていた…
「俺、このところずっと2時間位しか寝て無いかも…」
瞬君が 楽屋でボソリ言った…
「俺だって、そうだぞ」
正義君は栄養ドリンクを飲みながら言う。
「でも、歌を聴いて貰えるなら仕方無いんぢゃないの?ツアーとか皆、やりたく無い?」
健太が2人を諭す様に
静かに言った…
私は、輝さんに抱かれて以来、まともに健太の目を見て話せないでいた。
「そうだね。皆、頑張ろうよ。」
私は 明るく言った。
瞬君と正義君は 分かったと頷き 瞼を閉じた…
しばらくすると 2人の
寝息が聞こえて来た…
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