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「ユカリちゃん、起きろ~」
と瞬君が 私を呼ぶ。
「どしたん?」
「起きてたんなら、参加してよ~」
何?と私は 健太の上着をイスにかけて近寄った。
「おはよ」
健太は 笑顔で言った。
私も健太の目を見て笑った。
心配かけちゃいけない…私は太陽でいなくちゃ…
「そこ!何、見つめ合ってる」
正義君がホイッスルをふく真似をしながら、指をさす。
健太が フフッと笑う…
「ユカリちゃん こっち座って この曲なんだけど…今までの曲調と違って 少しポップな感じにしたい。恋って楽しいみたいな。で女の子だったら、どんな表現するのかな…」
テーブルの上の紙には、嬉しい、ウキウキ、ワクワク ドキドキ 鼻血 エクスタシー…
「何、このワード!ウケる!鼻血とかありえん…」
「あっ、俺」
やっぱ正義か…
健太は 左眉を上げ左上に目線を上げてる…
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