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瞬君と正義君は
「君達は凄いよ」
「何その神懸かり的な曲作り」
と呆れていたが…
健太と私は 目を合わせて笑った…
キラキラは 少女マンガの様な恋する乙女な感じに仕上がった。
アルバムに入れたいねと 話は盛り上がり、後は どの曲にしようかと、皆で選んだ…。
沢山あり過ぎる…。
20曲まで 何とか絞った。
「後は、神に聞こうぜ」
と瞬君が 言った。
皆 頷き輝さんが来るのを待ちながら 一服した。
「健太…私、タバコ止める…」
皆が いっせいに私を見た…。
健太は 立ち上がり 私をギュッと抱き締めた…
そして瞬君、正義君までも抱きつくから
「苦しい!」
って言ったら皆 離れた。
「何?皆どうしたの」
「ユカリちゃんの声、このまま、持つか心配してたんだ、時々、高音が出しずらそうだったから。タバコ止めれば良いのにねって、皆でずっと前から言ってたんだー」
瞬君が 軽く言うが 内容は重かった…
皆 心配してくれてたんだ…。
「ありがと。これが最後の1本にする。皆も一緒に一服、付き合って」
と言うと 皆 タバコを
くわえる
せーので タバコに火を
つけた…。
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