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そこには 腕を組み座る
林プロデューサーがいた。
「兄貴、来るなら連絡くれよ」
「うん、携帯に電話した…けど、出なかった。」
「そっか」
輝さんは腰にバスタオルを巻き、冷蔵庫から コーヒーを3本 出した。
私は 洗面所で素早く 下着とスエットを着た。
「ユカリちゃ~ん」
輝さんが呼ぶ…
どんな顔して出て行けば良いのだろう…
声とか絶対に聞こえてるし…最悪やん。
仕方なく出て行って
「おはようございます」
と林プロデューサーに頭を下げた。
「おはよ。」
「…」
「どしたん?座って」
「は、はい」
私は 輝さんの隣に座った。
「兄貴には、言ってあるから気にするな」
輝さんはニコリと私を
見る…
気にするなと言われても 聞かれていた事が 恥ずかしくて…。
私は 赤くなり俯くしか出来なかった。
「ユカリちゃんは輝に抱かれてから凄く色っぽくなった。大人の女性って感じがする。俺も、もう少し若ければ ユカリちゃんと つき合えたかな…?」
「ハァ」
としか言い様が無い…。
「公認ですか」
想いきって訪ねた…
「他に行くより良い」
と林プロデューサーは簡単に 言った…。
けどその通りだ…。
メンバーや 他の誰かと
付き合うには 世間の目を気にしないといけない。
「色っぽかったな…」
「バカ兄貴」
輝さんは 笑っている。
私は ますます恥ずかしくなる…。
てか 何でいるの?
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