アルバム制作

6/9
前へ
/528ページ
次へ
「兄貴…用事は何?」 「ただ…来てみたかっただけ。」 「何ですか!それ?」 私は あまりにも予想外な答えに 突っ込んでしまった。 「輝が最近、変わったからさ…あっ良い意味でね。前は、冷めてて、マネージャーやらせても、こいつはダメだとか、もう歌なんて止めろとか…スパルタだった。今は、昔の輝に戻った。心を取り戻したって感じがする」 「兄貴、語り過ぎ」 輝さんは少し照れていた。 「たがら、ちょっと時間が空いたから、どんな生活してるのかなって、寄ってみたら、ラブラブだったって訳…」 「ぢゃあ、もう仕事、行きな僕達の貴重な休みを邪魔しないでくれる?」 「分かったよ。また連絡する。ユカリちゃん、またね」 と帰って行ってしまった。 私は 喉がカラカラに なっている事に気付き コーヒーをカブ飲みした。 何なん いつも林プロデューサーは何をするにも突然で…。 一気に力が 抜けた…。 タバコ吸いたい…。 いつも気持ちの整理を つける時 タバコを吸っていたからだ。 吸えない私は コッソリ 安定剤を 飲んだ。 安定剤 減って来た…。
/528ページ

最初のコメントを投稿しよう!

211人が本棚に入れています
本棚に追加