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「兄貴…用事は何?」
「ただ…来てみたかっただけ。」
「何ですか!それ?」
私は あまりにも予想外な答えに 突っ込んでしまった。
「輝が最近、変わったからさ…あっ良い意味でね。前は、冷めてて、マネージャーやらせても、こいつはダメだとか、もう歌なんて止めろとか…スパルタだった。今は、昔の輝に戻った。心を取り戻したって感じがする」
「兄貴、語り過ぎ」
輝さんは少し照れていた。
「たがら、ちょっと時間が空いたから、どんな生活してるのかなって、寄ってみたら、ラブラブだったって訳…」
「ぢゃあ、もう仕事、行きな僕達の貴重な休みを邪魔しないでくれる?」
「分かったよ。また連絡する。ユカリちゃん、またね」
と帰って行ってしまった。
私は 喉がカラカラに
なっている事に気付き
コーヒーをカブ飲みした。
何なん いつも林プロデューサーは何をするにも突然で…。
一気に力が 抜けた…。
タバコ吸いたい…。
いつも気持ちの整理を
つける時 タバコを吸っていたからだ。
吸えない私は コッソリ
安定剤を 飲んだ。
安定剤 減って来た…。
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