ペテン師の初恋

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「累!また外に出ていたな」 「ごめんなさい…お兄ちゃん」 クリーム色の髪に赤色の目をした。青年が少女を叱ってあた。 「累は魔女なんだから、外にあんまり出たらダメなんだよ」 「…はい」 この頃は魔女狩りが始まっていて、関係のない一般人が殺されたりした人間が醜くく見える時代だ。 「もう、次からは言うんだぞ」 「分かりましたわ…」 しょんぼりしながら少女は部屋に戻る
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