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「累、また怒られたみたいだな」
少年が窓から現る
「仕方がないじゃない。アルクに会いたいのだから」
「嬉しいな」
少年の名前はアルクと言うみたいだ。二人は恋人同士。だが累次は魔女。会いたくても会えない二人なのだ。
「本当、累は可愛いな」
少年は少女の頭を撫でる
「ありがとう…嬉しいわ」
うっとりとした顔で少女は少年をみた。普通に愛し合っているだけなのに、愛せない二人。切なさが同時に二人を襲う。
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