入学式からどたばた

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『誰もそんなこと言ってないけど』 『……………ふっ。ここの校長を脅しといて良かったぜ』 俺の話は無視かよ。 …………ってか、お前が犯人だったんかいいいいいいい!! 『か、華蓮?校長を脅したって、どどどどどういう事?』 『ん?あぁ、こっちの話だからきにするな』 おいおいおい。 なんか背中からいけない汗たらったらなんだけど。 俺、この先この学校でやっていけるか自信なくなりそうだよ。 『何もたもたしてんだよ!さっさと行こうぜ』 まぁ良いか。 華蓮もなんだかんだ喜んでる事だしな。 『おう。行くかぁ』 教室に着いた途端、物凄い勢いでこっちに向かって突進して来るやつがいた。 俺はそいつの顎に全力のアッパーを入れた。 そいつは綺麗な円をえがいて、頭からおもいきり床にぶつかっていった。 おっ…。 今のは綺麗に入ったな。 俺もなかなか腕を上げたかな。
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