入学式からどたばた

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俺は自分のアッパーのキレが上がったことを喜びを感じながら自分の席に着いた。 『ちょっ、雄二?アッパーしといて無視って酷くない?』 『えっ?どちら様ですか?』 『何それ?なんかの冗談でしょ?冗談って言ってくれよー』 『僕、知らない人とは話すなって親に言われてるんで』 『なんでホントに困ってる顔してるの?おれ泣いちゃうよ』 あぁ、マジこいつ朝から面倒くさいし気持ち悪いなぁ。 『冗談だよ。忘れるわけないだろ。………………なぁ?』 『今、絶対名前忘れたよねぇ?雄二そりゃあ…………ぐはっ『うるせーよカス。雄二に気安く話しかけてるんじゃねーよ』 あーあ、華蓮殴っちゃったよ。 ありゃ、しばらく目を覚まさないな。 それにしてもなんで華蓮が殴ったんだ。 『華蓮、真樹お陀仏になってるよ?』 ……ぷいっ。 ……………なんで?
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