入学式からどたばた

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『……………なんで、そんな事言うんだよ』 『華蓮?』 『オレ、雄二と離れたくないよぉ』 ちょっ、これまずい状況じゃない? 『華蓮?じ、冗談だからね?』 『…………ゅう゛じ、ぎらいにならないでぐれよぉ』 『かれ……………『うわああああああああああん。ゅ、ゅう゛じ、ごめんなざい゛』 『華蓮嘘だから』 『ごめんなざい゛ごめんなざい゛ごめんなざい゛ごめんなざい゛』 俺は何してるんだよ。 女の子にそんなこと傷つくに決まってるだろ。 3分前に戻りてーよ。 『華蓮、嘘だから。ごめんな』 俺は華蓮の頭を撫でながら言った。 昔から泣いてる時とか落ち込んでる時はいつもこうすると華蓮は落ち着くんだよな。 『…………怒ってない?』 その上から目線は反則だろ。 俺ってこんな状況なのに何考えてるんだかな。
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