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前で涙流してる真樹はほっとくか。
だって面倒じゃん。
時計を見るともうすぐ12時になろうとしている。
はぁ…早く終わらねぇかな。
隣を見てみると、華蓮規則正しい寝息で眠っているようだ。
こいつこんな性格じゃなかったらモテるだろうにな。
俺も暇だし寝るか。
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『…う…………て……』
ん?確かこんな事朝にもあったような。
こりゃあ早く起きないとまたあの殺人技をくらう事になるのかぁ。
あの鉄拳をくらうなんて懲り懲りだしな。
『やっと起きたかぁ。待ちくたびれたぞ』
『……………』
もう殴るモーションに入ってるじゃん。
早く起きといて良かったぜー。
後少し起きるの遅かったら確実に逝ってたな。
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