華蓮とデート!?

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ーーーーーーーーーーーーーー 『お前が落とした袋、ここに置いとくね』 雄二がどんどん離れていく。 その背中はなんだか落ち込んでいるようにも見えた。 オレは自分で言ったことに後悔した。 なんでもっと素直になれないんだろうな。 小学生から雄二を意識するようになってから、雄二が周りの女達と話してるだけで嫌な気分になった。 その時からずっと好きだったんだ。 それなのに、自分から雄二を拒絶した。 多分、明日から今まで通り雄二と話せない。 考えたら、涙が止まらなくなってきた。 もう1回雄二の隣を歩きたいよ……。 ごめんね、雄二……。 今日の夜は、まるで華蓮と雄二のように雲が晴れる事はなかった。
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