1粒目は思い出の味でした。

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それからずっと、謎は解き明かされることなく私の心にモヤモヤを残している。 そして、総司くんが消えたクリスマスの日にその公園に金平糖を持って訪れるようにしている。 いつかまた、総司くんに出会えるかもしれない… という淡い期待を持って。 もう一度会えるのならば、貴方にちゃんと謝りたいです。 ごめんなさい。って。 これが私のクリスマスの日常。 (12年ぶりに総司くんとおもわぬ形で出会える日が近付いてるなんて、その時私は思いもしなかった。)
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