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「あのなぁ…」
まだパジャマの僕にお構いなしに相原の大と小は僕の部屋のソファに座り込んだ
「あ、おはよ。相変わらず寝坊助だな、お前」
「…今、僕がいることに気付いたみたいな反応辞めない?馬鹿圭」
圭の爽やかな挨拶に思わずツッコむ僕だけど
「まぁまぁ、いいじゃねえの!早起きは三文の得って言うじゃんか。ま、もう昼に近いけどな」
奏は棚に入れられた漫画をあさりながら、そんな僕をなだめる
まあ、なだめれてないけど
むしろ反感買ってるけど
「……はぁ。分かった分かった。とりあえず着替えくらいさせてよ。あと朝ご飯も。…どうせ食べてないんだろ?」
僕の発言に、圭も奏も目を輝かせた
相も変わらず分かりやすい兄弟…
「わりいな!」
「サンキュー!お前料理上手いからなぁ!」
「知ってる。できたら呼ぶからくつろいでて」
「はいよ~っ!」
「へいよ~っ!」
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