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エレベーターのドアが閉まる。
真っ暗なフロアに取り残される。
「手、離して」
藤原さんがオレに言う。
状況が飲み込めずに急に手を離せと言われ、自分の手を見る。
下げていた荷物に藤原さんの手が掛かっている。オレが手を離すと、藤原さんがそれをそっと床に置く。
フロアは真っ暗。
もしや、四階…
使われてないもんな、前に間違えて上がってしまったことがある。
電気は非常口を示す明かりだけ。
なんとなく不気味で不安になっていると、藤原さんの手がオレの顔を包みこむ。うす明かりの中顔が近づく。
いたわるようなやさしいキス。
少しずつ深くなる。
いつの間にか、制服のシャツのボタンが外され、素肌に触れられる。
胸に吸い付かれて溜まらず声がでてしまう。
やば…気持ちいい…かも。
ベルトを外される。
「っ…ん…ちょっと、待って…藤原さんっ」
「無理…止まんねぇ」
勢いよくズボンごと下着をずり下ろされる。
ヤバいって・・・。
あぁ……もぅ…どうにでもしてくれ
「藤原さん…も…っう…ぁ」
オレはズルズルと座り込んだ。
放心してるオレをそっと抱き寄せてくれる。
ゆっくりと押し倒される。
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