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第三話/『家族』
激情のまま不良達を蹴り飛ばす武士。止めに入ろうとする高槻であったが、高槻と武士のARMSは制御が出来ずその場で暴れ回るだけ。
隼人の助言でなんとか制御のコツを掴むと、武士を拘束し気絶させる。
その後、武士の妹が現れ武士の身に起こった今までの出来事を語る。高槻達は武士に協力を依頼するが、ARMSにより捩曲がった人生を憎む武士は協力を拒否する。
そこへ、ARMSの秘密を探りたいエグリゴリの刺客、『チャペル計画』により天才的頭脳を持って生まれた双子の兄弟、アルとジェフが来襲する。
二人は死体から作り上げた不死身のサイボーグを操り武士の妹を誘拐。ARMSを学校に集め狩りと称して攻撃を開始する。
しかし高槻は兄弟の狙いがARMSだけでは無く学校関係者全員と悟り、一階ロビーにてナパーム弾を発見し撤去する。
学校関係者全員を避難させホッとするのも束の間、今度は双子が操る二体のサイボーグが襲撃する。
第四話/『参戦』
高槻らと決別し学校から避難してきた武士は捕われの妹を助けに行くか迷う。カツミの喝もあり戦場へ行く事を決意した武士の前に、一文字隼人と名乗る男が現れる。
一方、背中に括り付けられた武士の妹を気遣うあまり全力で攻撃出来ず苦戦する高槻達。不意を突かれた隼人が電撃を喰らい戦闘不能となったその時、武士が援軍として現れる。
作戦を立てる為に一時撤退する高槻達。そんな彼らを余所に、双子はARMSの驚異的な戦闘能力と成長率に驚愕する。
しかしナノマシンであるARMSは電撃に弱く、隼人はしばらく戦闘不能であると確信した二人は追撃を開始する。
そして再び戦闘が開始される。高槻の作ったトラップでサイボーグを分断すると、武士が妹を救出。さらに二重のトラップによりサイボーグを沈黙させる。
勝利を確信した高槻達であったが、再起動したサイボーグにより隼人は気絶、武士は戦意喪失する。
残るは高槻のみとなったその時、コンクリートの破片を掴んだ高槻のARMSが進化。破片から弾丸を形成しサイボーグの一体を撃破。驚異を感じたアルはもう一度武士の妹を人質にするが、制御の効かないARMSは構わず乱射する。
たまらず逃げ出したサイボーグを追う高槻達。
そして体育館で遂に双子と出会う。
しかし、そこに一人の男が現れる。
エグリゴリの最高幹部の一人、『キース』。
やり過ぎた双子の処刑とARMSの回収の為に現れた、隼人の故郷を襲った張本人であった。
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