中学1年・春

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キラキラした瞳と満面の笑みを俺に向けてきた。 「お前、その笑顔キモい。」 「うっ…。相変わらず毒舌だな~。」 「毒舌じゃねぇよ。お前だから言うだけだし…」 「それって俺の事、親友って認めてくれてるって事だよね~?」 俺は深いため息を吐く。 「勝手に言ってろ。」 「いや~ん!聖の照れ屋~♪」 「うっ!ごめん辰哉。吐き気するから、その変なキモい声出すのやめてくんない?」 「ひでぇぞ!聖!!」 「はははははははっ(笑)」 「笑い事じゃねぇ!!」 俺らの笑い声が一本道に響く。 辰哉と他愛もない話をしている時間が俺にとって幸せな時間だった。
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