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少女は、俺に向けて言った。
「 何か? 」
俺は、一瞬ドキッと胸が高鳴った。
だって、超可愛いから。
その少女の見た目は、髪が水色で、ツインテール。
風で髪がなびく、たびに良い具合に鼻を擽る甘い香りに、何処か幼さが残った顔。
そして、俺を見据える翡翠(ひすい)の色をした目に、百五十センチぐらいの身長。
「え……っと君、何者?」
俺のバカ!それを行きなり聴いて、どうすんだよ!!
「はい、それは貴方を助ける為に未来から、来たスーパー゛アンドロイド゛です!!!!」
胸の無い残念な胸を張って少女は爆弾発言をした。
えっ?何言ってんの?
コイツ頭イカれてんの?と言う思いを押さえ。
俺は言う。
「もう一度、問おう君は、何者だ?」
「だから、貴方を助ける為に未来から来たスーパー゛アンドロイド゛です!!」
駄目だ、多分これ以上同じ事言っても同じだ。
じゃあ、質問を変えるか。
「確かに、君はアンドロイドだと俺も思う、現にさっきその証拠を見せて貰ったからね」
「本当ですか!!」
多分、俺が信じないと思っていたんだろう。
「でも、俺を何から助けるの?」
そう、そこが一番肝心だ。
それにしても周りは静かだな。
いや待てよ、まさか……
「はい、それはですね「ちょっと待って!!!!周りが、やけに静か過ぎないか?」
「確かに言われて見れば……」
その時、また大気が震えた今度は、連続で。
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