序章 二

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動き始めた、゛アレ゛は求める様に、俺達に着実に近ずいてくる。 「ヤバいんじゃないか?」 「はい、少しヤバいです」 またこの子、爆弾発言しちゃたよ…… 次の瞬間、゛アレ゛は形を変える。 「おい、あれは自由自在に形を変えるのか?」 しかも人の形になったし。 「はい、一度見た物全てに形が変えられます」 何なんだよそれ!!てっ事は、車とかにも変るてことかよ!!!!もしそうなったら俺、死ぬな……いや、俺にはこの少女が居るから、大丈夫か。
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