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数「ふ~……Σはッ!しまった!四番隊副隊長なのに、人を傷付けてしまった!;」
あわわっ!と慌て始める数馬。
パキーンッと円柱状の氷が壊れ作兵衛が現れ、落ちてきた。
数「あ、あわわッ;よっと…!;」
間一髪のところで作兵衛を受け止める数馬。
数「ど…どうしよう…;と、とりあえず、身体を温めないと…;」
富松を抱え四番隊隊舎に入る数馬。
~四番隊隊舎内~
四番隊隊舎内のある一つの部屋。
富松は目が覚めた。
富「んッ…んぁ…?」
数「あ、気が付いた!?よかった~…」
富松が目が覚めて安堵する数馬。
富「此所は…?」
首だけを動かしてあたりを見渡す富松。
数「此所は四番隊隊舎内の治療室の一つだよ。ごめんね?僕のせいで…」
しゅんとなる数馬。
慌て、富松がフォローにはいる。
富「い、いや、ちげぇんだ!;俺が油断したのが悪ぃんだからよ…;」
数「ううん!僕が…」
とお互いをフォローしあってると、部屋に人が入って来た。
善「あ、気が付いた?よかったね…」
ニコリと微笑むこの人は、四番隊隊長・善法寺伊作。
富松と数馬の方に近付いて行った。
善「びっくりしたよ。数馬が慌て僕のところにきたから…まぁただの、霜焼けやそんなのばっかだから大したことないよ…」
微笑む善法寺。
善「十一番隊隊長の食満 留三郎に連絡したから、そろそろ来ると思うよ。」
善法寺の言葉を聞いてピキッと固まる富松。
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