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富「よかった…本当によかった…;」
改めて、安堵する富松。
食「そういえば、善法寺伊作…言い忘れてた…」
善「ん?なんだい?食満留三郎。」
食「………精霊廷内に旅加が入った。」
善「え…!?」
食満の言葉に驚く三人。
数「旅加って……何人ですか…門番は何をやってるんですか…?」
恐る恐る聞く数馬。
数馬の言葉に答える食満。
食「……全員で5人だ………門番の小松田さんは殺られた……旅加に…」
善数富「「「!!」」」
更に驚く三人。
善「………もう、生きてないの…?」
食「………いや、今乱太郎たちが手当てしている…」
善「!それを早く言って!!」
食「すまん…「早く行かないと!!」
食満の言葉に聞く耳持たず治療室から出て行く善法寺。
食「……………お前たちには悪いが旅加を探してもらいたい…」
数富「「了解…」」
静かに瞬歩でその場をあとにする2人。
食「(…………嵐が来そうだな……)」
~治療室~
大怪我をした小松田で治療室は慌ただしい。
善「乱太郎!」
乱「あ!善法寺隊長!!」
善「状況は?」
川「悪いです……右肩から左の脇腹まで切り付けられてます……血が足りません…!」
善「…………乱太郎!小松田さんと同じ血液の久々知兵助と斎藤タカ丸に血を分けて貰って来て!これ、道具!あと!綾部喜八郎の穴には落ちないこと!!」
乱「わかりました!逝って来ます!」
伏「乱太郎……漢字違うっていない…」
もう乱太郎は瞬歩で2人の所に行ってた。
伏「……すごいや…もうこの年で瞬歩が使えるなんて…」
川「感心してる場合か!手伝え!伏木蔵!」
伏「わかりました~…」
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