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やっと柚紀の顔に安堵の表情が浮かんだ。 「よかった…。雪歌。消防士さんがすぐに助けてくれるよ…」 雪歌に目をやったとき、夢を見てるんじゃないかと今度こそ本気で思った。 「雪歌?どうしたの?雪歌…」 柚紀の腕の中の雪歌はもうどこも見ていなかった。細い腕はだらりと垂れ、瞳は光を喪っていた。 「嘘だ…。雪歌…」 赤い世界の中で柚紀の絶叫が大きく響いた。 .
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