○ 第1ぶぅ ○

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「えっっ!?そうなんだ。よかったじゃん!受かるといいね!」 「風子も頑張んなよ!っていうか私も受かるかわかんないけどね((笑))」 そんな話をしながら、授業のある講義室へと歩いて行った。 講義室にはいつものメンバーがもう揃っていた。 だが、いつもとあきちゃんの様子が違う… 目を真っ赤にして声をこらえている。 優美と目を合わせてお互いに?と首を傾けた。 「どうしたの?」 おそるおそる私は尋ねた。 すると、あきちゃんは急に今まで抑えていた声を出してさらに泣きだしてしまった。 周りのみんなもざわざわと何があったんだろう?と、注目を集めはじめた。 「う゛がった!!」
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