続 くまのぶぅちゃん🐷

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「2人とも仕事はいいの?」 「ひでぇな。風子ちゃん!!風子ちゃんの旦那を見るほうが大事に決まってるだろ!なっ?真野!!」 「そうそう。今日来るって聞いたから、それはぜひ一目見とかないと!!」 「何それぇ?」 「2人とも見たら、絶対に負けたって思うんじゃない?かっこいいんだから!!」 香代ちゃんが放った一言に、2人とも言い返してきた。 「俺らのほうがいい男だろ!!絶対に負けない。」 何やら変な闘争心が現れてきた2人。 三木本さんと美鈴さんまでいつの間にか増えて、今か今かと雷さんの登場を待っていた。 「遅いなぁ。道が混んでるのかなぁ?」 そうつぶやいた瞬間、入り口のドアが開いて 雷さんが来た!! 「来た!雷さん!!」 「嘘だろぉ…あれって古着屋の……。」 「くそっ!!負けた!!」 「だから言ったでしょ。」 「風子!ごめん。遅くなって!」 「ううん。迎えに来てくれてありがとう。みんな、見送りで待っててくれたの。」 「すみません。待たせてしまって。今まで妻がお世話になり、ありがとうございました。」 「ありがとうございました。」 私もお礼を言って、雷さんと一緒にみんなに頭を下げた。 「じゃあ、行こうか。荷物はこれ?」 「うん。」 「じゃあな。風子ちゃん!」 「元気な赤ちゃん産めよ!!」 「時々、遊びに来てよね!!」 また、雷さんと2人で頭を下げて、その場を後にした。
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