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「お~綺麗だね、一緒に呑もうよ」
私は着いてすぐカウンターに座り
うるさい騒音楽を耳にいれながら
ストレートブランデーを頼むと
すぐに声をかけられた。
私はゆっくり微笑む。
なんとも尻軽な女だ…
と、思っているのは
私だけじゃなかったみたいだ
「ねぇ、ヤらせてくれる?」
「はぁ?」
「だって、1人で来てさ、まさか呑んでお喋りしましょってわけじゃないでしょ?」
全然そのつもりだったのだが…
「それは…」
「ねぇ、ほら早く行こうよ!」
そしてこの軽い男が腕を掴んで来た。
「ちょっと!やめてよ!」
その時
「彼女、嫌がってるじゃん」
「関係ないだろ」
「いや~僕もその人気に入っちゃってね☆ちょっと署まで来て欲しいんだ」
と、言って警察手帳を
見せて来た。
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