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今私は
この得体の知れない
どこぞのおまわりさんと一緒に
呑んでいる。
たわいもない話をしながら…
空きっ腹に呑んだからか
やけに酔いが回るのがはやいな…
「でさぁ、…大丈夫?」
おまわりさんが意味不明な質問をしてきた。
「なにが?」
「酔ってるでしょ?」
確かに酔っているかも知れない。
でもまだ気は確かだ。
まだいけるはず、そんな根拠のない自信からの返答
「酔ってないですよ~おまわりさーん犬のおまわりさーん」
あっ、ダメだテンションがコントロールできない…理性はかろうじてあるみたいだがもうよく頭が回らない
「絶対酔ってるよ~もう帰ろうか」
そう言って立ったおまわりさんの足を掴みだだをこねる。
「やだ~帰りたくない~」
自分でも何を言ってるかわかってる
この少し年上くらいで背の高くて喋りやすくて甘えやすくて、、顔は、、、
「あれ?」
「どうしたの?」
「かっこよく見える…」
「何が?」
「おまわりさん、結構かっこいい…パタっ」
「おーい?おーい?」
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