錆鼠

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予想外の出来事に真意が解らず 目の前のパキラと大河さんを交互に見つめる。 「そいつに水をやるついでに お前も飯を食え。」 そしたら 自分の飯も忘れないだろ? ニッコリと笑顔を向けられて 拒否権が無い事を悟る。 思わぬ同居人と 大量のパンを持たされ 「また近い内来いよ!」 優しい笑顔に見送られながら 俺はその店を後にした。 .
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