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  君とあたしが別れてから もうすぐ半年が経とうとしてるよ 場所も心も遠く離れて いま、君はだれと笑ってるの? 君を想う心が まだ消えないんだ 上手く並べられない言葉を拙いメロディーと一緒に あの天の川に流したら 君は見てくれるかな よく二人で登った丘の上 まだ覚えてる? 楽しい時もツラい時も悲しい時も いつも君との気持ちを確かめ合った場所 まだあのままだよ シロツメクサがたくさん 仰向けになると 空はプラネタリウムよりも満天の星空で いろんな星座みつけたね あの時の君の横顔は 空一面の星と白い月に照らされて ねぇ 君もあたしも大好きだった あの星たちにお願いしたんだよ 今のあたしの気持ちを 天の川に流したんだよ 見えたかな? 見ていたのかな? ちょうど2ヶ月前の7月7日 天の川に預けたあたしの想い 君と見る3回目の天の川になるハズだった七夕の日に あたしはひとり、あの丘へ行ったよ 君の居場所や気持ちが変わっても 君が大好きだったあの星は何も変わってなかった あたしが零した涙も 天の川に流れる星の一粒になったのかな? ねぇ 天の川が五線譜に見えたでしょ 星たちがあたしの言葉を 綺麗なメロディーにのせてくれた から 一生君といると思ってた日々が 今はあの天の川に…  
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