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「はいぃ…」
「でっ、お前何しに来たんだ?俺の名を知ってたって事は、俺にようがあるんだろ?」
「はい」
心は真に早く言えと言わんばかりに顔で問いかけていた。
「…実は……」
「?」
「僕をあなたの弟子にして下さい!!」
真はここぞと言わんばかりに大声で心に言った。
だが、心の顔は急にシリアスになった。
「なら帰れ…」
「えっ?」
「俺に弟子はいらん!それに、家族も心配してるだろうしな」
「僕に家族はいません!!」
それを聞き、心は驚いたように目を見開いていた。
「それで?」
だが、心はそんな事は関係ないと言いように言った。
「わかりました…」
「?」
「じゃあ…」
「何だ?」
真はさっきまで顔を伏せていたが、顔を上げ、堂々とした顔で言った。
「タイランを倒して来ます!!」
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