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「はぁ！？」
タイランとは？
タイランとは、犬神にも及ばないが普通ならギルドランクＡの人が倒すのに精一杯な魔物だ。
「タイランを倒せばきっと心さんも認めてくれるはず！」
「お前、本気で言ってんのか？」
「はい！」
「死ぬぞ？」
それを聞き、真は少し「えっ？」と言うような顔をしたがすぐに決心したかのような顔になった。
「…それでも構わない……僕は、強くなりたいんだ！！」
心は、真の顔をみて問いかけた。
「お前、魔法ってつかえるか？」
「いえ、使えません」
実は、この世界には魔法使いと言われるギルドや国に使える者、錬金術師と言われる技術を生かし街を作る者、市民といる。
魔力は誰にでもあるが、魔法使いや錬金術師になると利益も得るが、損害もあるから、市民と言う魔法も錬金術も覚えない者もいる。
「それでタイランを倒す気か？」
「はい」
「も一度言う。死ぬぞ？」
「でも、あなたは魔法も使わないで犬神を倒しました」
「そりゃ…俺だからだ」
「それなら僕でも倒せます」
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