闇の部屋

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誰かが私の名前を読んだ。 「誰なの!?」 「Mr.Xです。あなたはこの世にいる価値がないので、死んでもらいました。」 「は?!なにふざけてるの?」 「だから、言ってるじゃないですか。 必要がないと 聞こえませんか?」 私はあぜんとしてしまい、なにもいえないまま座ってしまった。 「必要ないやつはこの世にはいらない。憎い…。」 私は頭をかかえこみ、今まで自分がおこなってきたことを無理にでも、なにがなんでも思い出そうと頑張った。 「記憶なんて、あるわけないです。死んだんですから。でも、可哀想なので、名前だけは、残しておきました。」 …。
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