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「てめえらは客じゃねぇよ」
2人の男の前に龍吾が立った。
テーブルから離れられずに脅えるように固まっていたホステス達に、目で「逃げろ」と合図をする。
一人の男がチッと舌打ちをした。
「なんだもう戻ってきたのかよ」
もう一人の男が勢いよく立ち上がった。
「てめえ1人なんて直ぐに片付かぁ!」
飛びかかって来た男に龍吾は頭突きを喰らわした。
脳震盪を起こしクラクラとする男の襟首を掴み、もう一人の男を睨み付けた。
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