始まり

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…バカげてる。たかだか、新幹線が時速400キロで走るっていう文明レベルでなに言ってるんだと。 今でこそ脳の解明が進み、脳波を読み取り映像化することや 運動において、パフォーマンスのリミッターを自分で外し本来の限界に近いパフォーマンスをする事ができるようになった。 当時では、α波が〓とか、精神を集中することで〓、が関の山だったろう。 まぁ、夢をみる分には自由か。 ところが、それを現実にしちまったバカがいた。 いや、天才か。 名を「鈴木 一郎」だったか? かなり曖昧。興味ないから経歴などは知らない。
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