始まり

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そうだ、なんで俺このゲームに参加したんだっけ? …思い出した、バイトの後輩「山田」だ。 あの時、話を流していればよかったんだ。 そうしてれば、こんな結末なんて…。 金に目が眩んだやつの末路ってことか…。 バイトしてその日暮らしの俺らにはおいしい話だった。 だったはずだ。 夢もなく、将来に怯えるバイト暮らし。時間だけはあった。 それは山田も同じ。
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