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幼馴染の百合
この感覚は―
初めてなはずなのに、何故か懐かしくって
体中に力が溢れて
「温かい」
今まで俺には何もすることがない
何をしてもだめな人間だと思ってた
―でも、違う
最初っから、駄目なんて言葉は無いんだ
俺が…俺が全力で何かに打ち込んだことがなかったから
そんな風に思いこんでいただけで、
こんなにも、俺の世界は広かった!
俺にはこれしかない
この仕事に就くためにまた
俺はきっと―
「生まれ変わったんだ」
次の瞬間―
大量に何かが零れた
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