+ 執事 +

3/6
前へ
/6ページ
次へ
ちなみに逃亡中のアリスは色を隠すためにボロ布を頭から羽織っている こんなことがグレイに知れたら大目玉だ グレイは細かいこ気にしすぎなんだよなぁ ―――ドンッ 「っ‥‥すみません」 考え事をしていたせいで前方から来た人にぶつかってしまう 「あん?小汚ねぇ餓鬼だなぁ」 「‥‥‥‥‥‥。(イラッ)」 「人様にぶつかっといて“すみません”一言じゃなぁ」 「‥‥‥‥‥‥。(イライラ)」 「ほら、土下座してみろよ?」 男が笑みを浮かべて私を見下す ―――ブチッ こいつ‥‥ シバく!! 「あん「そこら辺にしてはいかがですか?」 ‥‥‥。 遮られたぁぁぁぁ!! なんかエロチックな男に遮られたぁぁぁぁ!! 「‥‥‥‥。」 私はわって入ってきた男を観察することにする 「小さな子供相手に大人気ないですよ?それに何より私の主が気分を害しておりますのでご退場願います」
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

112人が本棚に入れています
本棚に追加