+ 執事 +

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あぁ~‥‥やっぱりそうなんだ 「貴様どうしてそれを」 シエルがすごい目で私を睨む 「いや、それは」 「見つけましたよ?アリス様」 ―――ビクゥ 「あは、あははは‥‥グレイ、どうしてここに?」 「アリス様こそどうしてここに?今日はバイオリンのお稽古のはずですが?」 グレイは鋭い目で私を見る 「グ、グレイ‥‥?怒ってる‥‥?」 「怒ってなどおりません。私はあなたの忠実な執事ですから」 いやいや 後ろに変なオーラが漂ってるから!! 「‥‥貴族だったのか?」 シエルが驚いたように私を見る まぁ、しょうがないか 「申し遅れました。アリシアン・ローズクロスです。アリスとお呼びください」
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