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「さ、行きましょ。」
そう言って来た母さんは
髪はくるくるに巻き
派手な黄色でミニ丈のワンピースを着て
化粧もバッチリで
下手したら私のが老けて見えるぐらい若々しい格好をしていた。
「じゃあ行くかー」
しかし誰もそれに突っ込むことなく車に乗る。
だってコレがいつも通りだから。
そして着いたのはまぁまぁ高そうな雰囲気のホテルのレストラン。
確かにジャージじゃなくて良かったな…
電飾がキラキラしててまぶしい。
「姉ちゃん、こっち。」
フラフラしていたら柊に引っ張られる。
やっぱりしっかりしてるなぁ。
しかし柊の足が止まった。
何だろ…
げっ。
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