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そこには…
夜景を見て
「綺麗だね。」
「ええ本当に。」
「いや、君のことだよ。」
「まぁっ…」
なんてクサいラブストーリーを繰り広げてる両親がいた。
ち、近寄りがたい。
てか母さん若作りし過ぎて、父さんといると不倫してる上司と部下にしか見えない。
どうしたものか…
と制服を着た2人が固まっている。
周りからしたら結構な笑い種である。
しばらくして両親は2人の世界から抜けて普通に食事が始まった。
料理は本当に美味しかった。
だけど周りの視線が少し気になって完全に満喫出来なかった。
「はい、アーン」
「あーん」
「美味しい?」
「美味しい。」
まだイチャつくか。
メインであるはずの柊も下を向いていた。
…仲悪いよりは良いんだけどね。
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