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「…ジエンド オブ サンや」
アザゼルが静かに言った。
やけに真剣な面持ち。
「今こそ、ワシの奥義ジエンド オブ サンを炸裂させるときやー!!!」
ズゴォォオオン!!!
いきなり アザゼルさんは蹴られて数十メートル先まで飛んだ。
蹴ったのは この探偵事務所の所長、アクタベだった。
「お嬢さん、悪魔の力を使うということは大きなリスクを負うことなんですよ。その覚悟はありますか?」
アクタベが言う。表情のない顔で。
「…はい」
冴絵は少し怯えながら、だかしっかりと頷いた。
「…では、その依頼 お受けしましょう。ただし、ここからは本来の職務からは外れた仕事ですので 何が起きても責任は取れませんよ」
アクタベはニヤリと不気味な…悪魔さえも震え上がるほど不気味な笑いを浮かべて言った。
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